Home用macを考えてみたメモ

2020年06月29日に作成
タグ: はてな

ずっとwindowsで育ってきて、macを使う事はなく、去年ipad miniをはじめてapple製品として買ってみたという生活をしてきており、長年のapple製品を使ってきた人からはたくさん異論がでそうな気もしますが、てきとうなメモ程度に思っていただければと思います。

先日、Apple SiliconとmacOS Big Surが発表されました。macがintel x86/x64 系のCPUからarm系のCPUに移行するということで、macのcpu・OSがiPhone、iPadに近くなるということの様です。

iPhone、iPadで開発してきたarm系CPUが高機能になり、PCとして使えるレベルに達したのに対し、intelが10nmで足踏みしたので、macもamr系cpuを採用したというふうにも見えます。一方、AMDのRyzen 4000シリーズはTSMCの7nmプロセスでパフォーマンスを急激に上げており、それぞれが改善を続けることで、CISCであれ、RISCであれ、どちらがコストやパフォーマンス的に圧倒的に有利というものではないような気がします。macにAMDを使えばよかったようにも思うわけですが、スマホ用とPC用に別々にソフトを開発するよりかは一つにまとめたかったというのが大きいのではないかと思います。

なんとなくの勝手なイメージですが、appleの製品は2パターンあって、proユーザ向けとhome(大衆)ユーザ向けの製品がある感じがします。

proユーザ向けの製品は「スペシャルな高機能」が押しで、ざっくり言うとクリエイターやエンジニアが好むような「この機能やデザインが特別なんで、これしかない」という感じの製品で、iPhoneのproやiPadのpro、macのproとかです。ただ、そういう製品を実際つかったことはないので単なる勝手なイメージです。

homeユーザ向けの製品は「リーズナブルな高機能」が押しで、ざっくり言うと「これ買っておけば、とりあえず便利だよ」という感じの製品で、iPhone SEとかiPad(pro除く)とかがそんなイメージです。実際iPad miniを買った理由は、CPUのパワーとサポート期間を考えるとそれなりに長く使えるのに対し、妥当な値段だったという感じでした。

Appleの戦略としては、先進的な機能のデバイスをpro向けに試して、実際需要がある機能をリーズナブルな価格で一般に提供する感じでシェアを獲得してきたという気がします。

ここで、Apple Siliconを使って、個人的にあったらほしいmacを考えたところ、リビングの中心の大型テレビ or モニタ に接続するhome用PCがあったらと思いました。

テレビに接続するPCとして、intel AtomのStick PCなどありましたが、CPUの性能が低いため、PCとしておそらく貧弱だと思います。Fire TV Stickとかも映像コンテンツ専用として使えるかもしれませんが、webもjavascriptゴテゴテのページが増えることで、重くなったため、ネットで調べものするにしてもある程度CPUパワーが必要になってきたと思います。最近、intel NUCのような高機能のmini pcの種類が増えてきたように思いますが、若干割高で、ノートPCの方が安かったりします。

なので、6、7万~くらいの価格で、リビングの大型テレビにつないでおけば、共用パソコンとして家族みんなでいろいろ使えるよという感じのがあればほしいかなと思ったわけです。使いたい場面としては以下のような感じです。

  1. ネットショッピング、旅行計画
  2. 家族・親戚・友人らとのwebコミュニケーション
  3. 家族の写真やビデオの共有・編集
  4. 音楽、youtube、ゲーム
  5. Word、Excel、powerpoint

1.のショッピングや旅行計画は、いろんなwebサイトを調べながら決めてくもので、家族で話し合いなが決める場合はスマホより大きな画面をみんなで見ながら決めたいという感じです。

2.のwebコミュニケーションに関して、多対多のweb会議では、ヘッドセットが使いにくいため、エコーキャンセル処理ができるようなスピーカーフォンが必要になります。内蔵できれば、手軽にリビングtoリビングをつなげるようなデバイスとして普及できそうな気もします。ソフトはfacetimeだけでなく、skypeやzoomとかも対応できれば、使い方が広がります。

5.のMS office関係ですが、Excelで家計簿つけたりとか、町会や保護者会などの文章の作成やチェックなんかに使えるといいかなと思います。

また、Siriや機械学習あたりもうまく統合できれば、ネット世界とつなぐハブとして、活躍する新たなデバイスになるような気がします。

あくまで個人的な想像にすぎず、そんな製品はでないかもしれませんが、いろいろ考えるのが楽しかったので、Home用macを考えてみたメモとして置いておきます。