ストレスチェックを公開して、ブラック企業を壊滅できないか
自分の会社でもストレスチェックが昨年行われて、最近結果が返ってきました。
「あなたはストレスをあまりかかえておらず、またストレスの原因となる要素もあまりないようです。」
予想通り可も不可もない結果が出てきて、まあそんなもんかなという感想でした。
とはいえ、
全企業でのストレスチェックの結果を公開することで、明らかなブラック企業を壊滅できないものか
と思うのです。
学生の頃、バイトをしていた飲食店は、社員にとってはまさにブラックでした。24時間営業だったので、月100時間の残業なんて序の口という感じでした。
会社の中で働けば、すぐわかるものですが、就職活動の時に内部の正確に知ることは難しいものです。また、一度就職してしまうと、転職にはそれなりのコストがかかりますし、ストレスを抱えながらもブラックな環境に慣れてしまうものだと思います。
なので、ブラック企業に就職して苦労している人を減らすためには、就職活動時に正確な情報を得られることが重要だと思うのです。
このストレスチェックで出てくるグラフなんて大部分の人にとってあまり意味はないと思いますが、企業単位で集計したものが公表されれば、この会社はあきらかにヤバイってのはわかるはずです。
この結果、明らかなブラック企業は淘汰されていき、普通の企業でも人材を確保するため、社員の働きやすさ高めるインセンティブがはたらくはずです。いわゆる働き方改革が情報を公開するだけで促進されると思うのです。
しかしながら、公表したとしても過労死がなくなるわけではないと思います。同じ部署であっても、上司との関係性によって、ストレスが非常に高くなる人と全然感じない人がいるものです。こういった場合、集計すると埋もれるので、別な方法でカバーしていく必要があると思います。
※2019年3月27日
http://samacoba.hatenablog.com/
より過去のブログのバックアップとして転記